多田礼吉(読み)タダ レイキチ

20世紀日本人名事典 「多田礼吉」の解説

多田 礼吉
タダ レイキチ

明治〜昭和期の陸軍中将 元・技術院総裁。



生年
明治16(1883)年9月3日

没年
昭和31(1956)年5月13日

出生地
静岡県

旧姓(旧名)
鈴木

学歴〔年〕
陸軍士官学校〔明治36年〕卒,東京帝国大学理科実験物理科〔大正2年〕卒

学位〔年〕
工学博士〔大正15年〕

経歴
陸軍技術本部に入り、大正9年ドイツに留学。昭和6年観測具に関しての世界的発明をする。7年陸軍少将、陸軍科学研究所第一部長に、9年陸軍省兵器局長になり、11年陸軍科学研究所長となり中将に進んだ。著書に「南方科学紀行」がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「多田礼吉」の解説

多田礼吉 ただ-れいきち

1883-1956 明治-昭和時代前期の軍人
明治16年9月13日生まれ。陸軍士官学校をでて日露戦争出征。大正2年東京帝大実験物理科を卒業,陸軍技術本部にはいる。9年ドイツに留学。昭和9年陸軍省兵器局長,11年陸軍科学研究所長になった。陸軍中将。昭和31年5月13日死去。72歳。静岡県出身。旧姓は鈴木。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android