多紀元徳(読み)たき もとのり

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「多紀元徳」の解説

多紀元徳 たき-もとのり

1732-1801 江戸時代中期-後期の医師。
享保(きょうほう)17年生まれ。多紀元孝(もとたか)の5男。幕府の奥医師,徳川家斉(いえなり)の侍医。2度類焼した父創設の私塾躋寿(せいじゅ)館を再建,拡大。同館は寛政3年に幕府医学館となった。享和元年5月10日死去。70歳。幼名は金之助。字(あざな)は仲明。通称安元。号は藍渓。著作に「広恵済急方」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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