多賀秋五郎(読み)タガ アキゴロウ

20世紀日本人名事典 「多賀秋五郎」の解説

多賀 秋五郎
タガ アキゴロウ

昭和期の東洋史学者 国士舘大学教授;中央大学名誉教授。



生年
大正1(1912)年10月19日

没年
平成2(1990)年5月15日

出生地
岐阜県

学歴〔年〕
東京文理科大学史学科東洋史〔昭和24年〕卒,東京教育大学大学院教育研究科博士課程教育史専攻修了

学位〔年〕
文学博士

主な受賞名〔年〕
毎日学術奨励金,紫綬褒章〔昭和53年〕,勲三等瑞宝章〔昭和58年〕,,日本学士院賞(第75回)〔昭和60年〕「中国宗譜の研究」

経歴
昭和34年中央大学教授、58年から国士舘大学教授。戦後間もなく、中国の同姓血縁集団宗族系譜の研究を始める。57年研究の結果をまとめて「中国宗譜の研究」(上下巻)を出版、中国研究者には必読文献となる。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「多賀秋五郎」の解説

多賀秋五郎 たが-あきごろう

1912-1990 昭和後期-平成時代の東洋史学者。
大正元年10月19日生まれ。昭和34年中央大教授となり,58年国士舘大教授。中国の同姓・血縁の集団である宗族の系譜を研究し,60年「中国宗譜の研究」で学士院賞。平成2年5月15日死去。77歳。岐阜県出身。東京文理大卒。著作に「現代アジア教育史研究」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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