デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「大中臣有本」の解説 大中臣有本 おおなかとみの-ありもと ?-894 平安時代前期の神職。大中臣雄良の子。神祇(じんぎ)官に勤務。貞観(じょうがん)9年止雨祈願のため山城(京都府)の稲荷社に派遣される。12年山城の平野社にこの年発行された銅銭貞観永宝を奉納,14年伊勢神宮祭主となる。元慶(がんぎょう)4年大極殿(だいごくでん)完成を稲荷社に報告。寛平(かんぴょう)6年2月死去。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例