大久保 利貞(読み)オオクボ トシサダ

20世紀日本人名事典 「大久保 利貞」の解説

大久保 利貞
オオクボ トシサダ

明治期の陸軍中将,神官 霧島神宮宮司。



生年
弘化3年(1846年)

没年
大正7(1918)年9月30日

出生地
薩摩国(鹿児島県)

経歴
明治9年海軍中尉となるが、10年陸軍大尉に転じる。日清戦争には歩兵第5旅団長、のち第2師団参謀長として参戦威海衛を攻略した。日露戦争には少将、留守歩兵第17旅団長となり、ついで後備歩兵第3旅団長を務め、38年中将。退官後は霧島神宮宮司となった。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

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