デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「大久保七郎右衛門」の解説 大久保七郎右衛門 おおくぼ-しちろうえもん 1801-1864 幕末の尊攘(そんじょう)運動家。享和元年生まれ。下総(しもうさ)結城(ゆうき)郡(茨城県)菅谷(すぎのや)村の名主。国学と砲術をおさめる。元治(げんじ)元年天狗(てんぐ)党の筑波(つくば)挙兵にくわわり,大砲隊長兼武器奉行となる。水戸藩内抗争をきらい横浜の外国人襲撃を目ざすが,幕兵や民兵に追われ,同年9月6日自刃(じじん)。64歳。名は忠教。通称は別に兵助。号は真菅。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例