大分水嶺山脈(読み)ダイブンスイレイサンミャク(その他表記)Great Dividing Range

関連語 アルプス

改訂新版 世界大百科事典 「大分水嶺山脈」の意味・わかりやすい解説

大分水嶺山脈 (だいぶんすいれいさんみゃく)
Great Dividing Range

オーストラリア大陸東部に南北にのびる山脈グレート・ディバイディング・レーンジともいう。古生層が中生代から第三紀にかけて隆起したもので,同大陸の三大地形区分の一つである東部高地を形成する。ヨーク岬(クイーンズランド州北端)からグランピアン山地(ビクトリア州西部)に至る1~数列の大小の分水界からなる。降水量分布への影響など,一定の重要性はあるが,名称は実際の山容に比べていささか誇大である。平均標高はわずか900m前後で,1000m以上の高地はオーストラリア・アルプスやニューイングランド山脈など一部に限られ,大部分では高さ数百mの山地,丘陵台地が断続的に連なるにすぎない。東斜面の方が急傾斜で,深い谷や急崖が一部に発達しているが,交通上の障害となるほどではない。西斜面はゆるやかで,平原的景観との区別は事実上困難である。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

二十四節気の一つ。元来,太陰太陽暦の 12月中 (12月後半) のことで,太陽の黄経が 300°に達した日 (太陽暦の1月 20日か 21日) から立春 (2月4日か5日) の前日までの約 15日間で...

大寒の用語解説を読む