大分水嶺山脈(読み)ダイブンスイレイサンミャク

世界大百科事典 第2版の解説

だいぶんすいれいさんみゃく【大分水嶺山脈 Great Dividing Range】

オーストラリア大陸東部に南北にのびる山脈。グレート・ディバイディング・レーンジともいう。古生層中生代から第三紀にかけて隆起したもので,同大陸の三大地形区分の一つである東部高地を形成する。ヨーク岬(クイーンズランド州北端)からグランピアン山地(ビクトリア州西部)に至る1~数列の大小の分水界からなる。降水量分布への影響など,一定の重要性はあるが,名称は実際の山容に比べていささか誇大である。平均標高はわずか900m前後で,1000m以上の高地はオーストラリア・アルプスやニューイングランド山脈など一部に限られ,大部分では高さ数百mの山地,丘陵,台地が断続的に連なるにすぎない。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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