大北川村(読み)おおきたがわむら

日本歴史地名大系 「大北川村」の解説

大北川村
おおきたがわむら

[現在地名]大川村大北川

吉野川の支流大北川上流域の山間の村で、北西から北にかけては伊予国。本川ほんがわ郷の一村で、宝永三年(一七〇六)の「本川風土記(南路志)によれば東西一里余南北一里半で、「惣体土地黒、在所東向東下之所也」とある。

慶長一六年(一六一一)の本川之内高野村検地帳に村名がみえ、八筆で六反五代。すべて山畠とされるが、うち五筆に「ゐ」とある。山畠では楮と茶の栽培が知られ、また「名本ヤシキ」がある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む