大原雑魚寝(読み)おおはらざこね

精選版 日本国語大辞典 「大原雑魚寝」の意味・読み・例文・類語

おおはら‐ざこねおほはら‥【大原雑魚寝】

  1. 〘 名詞 〙 毎年節分の夜、山城国大原(京都市左京区)の江文(えぶみ)神社社殿村民が参籠する行事。古代乱婚の遺風一説に、正月一四日の夜という。おはらざこね。おおはらのざこね。《 季語・冬 》
    1. 大原雑魚寝〈好色一代男〉
      大原雑魚寝〈好色一代男〉
    2. [初出の実例]「一夜の枕物(まくらもの)ぐるひ、大はらざこ寐(ネ)の事」(出典浮世草子好色一代男(1682)三)

おはら‐ざこね【大原雑魚寝・小を原雑魚寝】

  1. 〘 名詞 〙おおはらざこね(大原雑魚寝)譬喩尽(1786)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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