大口鯛二(読み)おおぐちたいじ

精選版 日本国語大辞典 「大口鯛二」の意味・読み・例文・類語

おおぐち‐たいじ【大口鯛二】

  1. 歌人高崎正風に学び「千種会」を起こす。御歌所寄人(よりゅうど)。「大口鯛二歌集」がある。元治元~大正九年(一八六四‐一九二〇

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20世紀日本人名事典 「大口鯛二」の解説

大口 鯛二
オオグチ タイジ

明治・大正期の歌人



生年
元治1年4月7日(1864年)

没年
大正9(1920)年10月13日

出生地
尾張国名古屋(愛知県名古屋市)

別名
号=白檮舎,周魚

経歴
伊東祐命、高崎正風に学び、明治22年上京して御歌所に勤務し、33年同録事に、39年同寄人になる。41年「ちくさの花」を創刊、また明治天皇御集編纂委員となる。没後の昭和2年「大口鯛二翁家集」が刊行された。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「大口鯛二」の解説

大口鯛二 おおぐち-たいじ

1864-1920 明治-大正時代の歌人。
元治(げんじ)元年4月7日生まれ。高崎正風らにまなび,明治39年御歌所(おうたどころ)寄人(よりゅうど)となる。和歌普及のために千種会(ちくさかい)をつくった。「大口鯛二翁家集」がある。古筆研究家としても著名。大正9年10月13日死去。57歳。尾張(おわり)(愛知県)出身。号は周魚,白檮舎(しらかしのや)。

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