日本歴史地名大系 「大古井村」の解説 大古井村おおぶるいむら 岐阜県:大野郡高根村大古井村[現在地名]高根村大古井飛騨川北岸の村で、対岸は日影(ひかげ)村、西は中之宿(なかのしゆく)村、北は標高一〇〇〇メートル以上の山。中之宿村から当村を経て砂場(すなば)の板橋を渡り上(かみ)ヶ洞(ほら)村へ行く本道のほか、日和田(ひわだ)村や池(いけ)ヶ洞(ほら)村へ行く山道があった。元禄飛騨国検地反歩帳に村名がみえ、高八石余・畑四町五反余。「飛騨国中案内」によると免三割四分二厘、家数二二、うち百姓一一・家抱一一。安永三年(一七七四)の阿多野郷増高吟味請書(高根村史)では高七石五斗余・四町六反余、うち本畑見取新開増七石余・四町六反余。寛政一二年(一八〇〇)の村明細帳によると、畑一七石余(うち新田九石余)・反別一一町一反余、家数一五・人数一〇二、牛一五、猟師鉄砲一、八幡大菩薩。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by