大君姿(読み)オオキミスガタ

精選版 日本国語大辞典 「大君姿」の意味・読み・例文・類語

おおきみ‐すがたおほきみ‥【大君姿】

  1. 〘 名詞 〙 諸王が、天皇日常の御引直衣(おひきのうし)の姿にならって、正装の袍(ほう)などのかわりに、直衣(のうし)を着てうちとけたかっこうをしていること。
    1. [初出の実例]「みな人はうへのきぬなるに、あざれたるおほきみすがたの、なまめきたるにて」(出典:源氏物語(1001‐14頃)花宴)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む