大喜法忻(読み)だいき ほうきん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「大喜法忻」の解説

大喜法忻 だいき-ほうきん

?-1368 南北朝時代の僧。
今川国氏の孫。臨済(りんざい)宗。鎌倉浄智寺の太平妙準の法をつぎ,浄智寺,円覚寺,建長寺の住持をつとめる。晩年は円覚寺続灯庵にしりぞいた。春屋妙葩(しゅんおく-みょうは)らと竺仙梵僊(じくせん-ぼんせん)の五山版出版事業をうけついだ。応安元=正平(しょうへい)23年9月24日死去。三河(愛知県)出身。諡号(しごう)は仏満禅師。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android