デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「大多和四郎右衛門」の解説 大多和四郎右衛門 おおたわ-しろうえもん 1596-1643 江戸時代前期の名主。慶長元年生まれ。寛永19年大飢饉(ききん)にみまわれた上総(かずさ)(千葉県)東金の村民の窮状をみかね,領主に施米救済をねがう。ゆるされなかったため禁をおかして藩倉をやぶって,村民に米をわけあたえ,寛永20年8月15日領主に罪をわびて息子とともに切腹した。48歳。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例