大学誘致(読み)だいがくゆうち(その他表記)invitation of universities by(local)governments

大学事典 「大学誘致」の解説

大学誘致
だいがくゆうち
invitation of universities by(local)governments

特定の地域が自ら大学を設置するのではなく,新規の大学または既存の大学の新設部門の自地域での設立を勧誘すること。地域には市町村レベルの自治体(地方政府)の場合も,都道府県レベルの場合もある。誘致対象になる大学には,国公私立のいずれもがあり,外国の大学の分校といった場合もある。日本が国際連合大学を誘致したように,対象が国際的なものでは,誘致地域が国である場合もある。誘致には,一般的に土地の無償提供や補助の約束などがともない国公立の場合は誘致が成功すれば還元されるものの,私立の場合は補助の継続など経済的負担が大きい。しかし,地域のステータスの向上,若者流入,地域の文化,ひいては経済への貢献などのプラスの効果が期待される。新設の情報を得てから誘致を準備するという場合もあるが,事前に学園都市計画のような地域全体の発展計画があってそこにオープンな形で誘致する場合もある。
著者: 舘 昭

出典 平凡社「大学事典」大学事典について 情報

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