大川平村(読み)おおかわたいむら

日本歴史地名大系 「大川平村」の解説

大川平村
おおかわたいむら

[現在地名]今別町大川平

今別川の上流・中流域を占め、東は鍋田なべた村、南は大平おおだい(現蟹田町)北西今別村と接する。

字名に清川きよかわがあり、天文年間(一五三二―五五)の津軽郡中名字の「清川」と推定され、かなり古い集落と思われる。貞享四年(一六八七)検地帳に村高二六八・九八四石とあり、うち田方二四三・一三四石、畑方二五・八四石とある(数字は史料どおり)。元禄三年(一六九〇)には後潟組に属し、村位は下(平山日記)。天保五年(一八三四)の郷村帳によれば、天明八年(一七八八)に一〇〇・二石、寛政八年(一七九六)に一七〇石の新田高が書上げられている。明治初年の「新撰陸奥国誌」に「家数五十九軒。土は下、田多し。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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