精選版 日本国語大辞典 「大文字屋」の意味・読み・例文・類語
だいもんじ‐や【大文字屋】
[1]
[一] 江戸新吉原京町一丁目にあった妓楼。
[二] 江戸時代、京にあった呉服屋。
[2] ((一)(一)の初代村田市兵衛は、頭が大きく、背が低かったので、「かぼちゃ市兵衛」とあだ名されたところから、転じて) 頭でっかちで背の低い人。
※新板当世むりもんだふ(1830‐44)「はつのみを天満屋といふはいかに、かぼちゃを大文字屋といふがごとし」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報