大日坂(読み)だいにちざか

日本歴史地名大系 「大日坂」の解説

大日坂
だいにちざか

小国おぐに街道田川湯たがわゆ村から田川たがわ村に至る道筋に当たる峠道。頂上域は館跡としても知られ、明治末まで大日堂があった。現在湯田川ゆたがわ長福ちようふく寺にある石造金剛界大日如来坐像・笠塔婆卒塔婆は、もとはここの大日堂に安置されていた。また明和六年(一七六九)の八日町村より小国村迄御順路(致道博物館蔵)によれば、堂より少し離れた田川村寄りに御水茶屋立場がある。同所は金峯修験者の峰中の順路で、金峯きんぼう山から熊野長くまのなが峰をかける時の最初の参拝所であった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...

リンゴ病の用語解説を読む