日本歴史地名大系 「大明王院」の解説 大明王院だいみようおういん 和歌山県:伊都郡高野町高野山蓮華谷大明王院[現在地名]高野町高野山恵光(えこう)院・光明(こうみよう)院の道を挟んだ西側にある。本尊不動明王。準別格本山。かつては明王院と称したが、明治一二年(一八七九)大明王院と改号。開基は実応。延久年間(一〇六九―七四)武蔵国三光寺より道雲という僧が、一幅の不動明王画像を持来ったという。これを「三漢字の本尊」と称し、画像天部には空海真筆の不動尊三字があるといわれる(続風土記)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by