大東モリブデン鉱床(読み)だいとうモリブデンこうしょう

最新 地学事典 「大東モリブデン鉱床」の解説

だいとうモリブデンこうしょう
大東モリブデン鉱床

Daito molybdenum deposits

島根県雲南市大東町周辺の大東・清久・東山の主要3鉱床と小鉱床群。東北東~西南西にのびる幅約18kmの黒雲母花崗岩(45Ma)の北西周辺に分布。鉱床母岩は黒雲母花崗岩よりわずかに古い(50Ma)石英閃緑岩質混成岩・黒雲母アダメライト・優白質花崗岩で,鉱床は緩傾斜の輝水鉛鉱石英脈。主要鉱脈は20以上。優白質花崗岩の発達の悪い西部の大東鉱山付近では,鉱脈は部分的にペグマタイト質,発達の良い東部の清久・東山鉱山付近ほど低温性。鉱脈に伴う変質帯は高温型から低温型へ,紅柱石黒雲母正長石帯・紅柱石セリサイト石英帯・セリサイト石英帯・炭酸塩アルバイト帯に分帯される。鉱脈の随伴鉱物は黄鉄鉱磁鉄鉱黄銅鉱閃亜鉛鉱・方鉛鉱・閃ウラン鉱など。日本最大のMo生産地。1985年終掘。日本の総生産量(精鉱で14,400t)の66%を供給。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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