大東京火災海上保険(読み)だいとうきょうかさいかいじょうほけん

百科事典マイペディア 「大東京火災海上保険」の意味・わかりやすい解説

大東京火災海上保険[株]【だいとうきょうかさいかいじょうほけん】

野村証券(現野村ホールディングス)系の中堅損保だったが,2001年千代田火災海上保険と合併し,あいおい損害保険改称した。1918年反町茂作により,簡易保険会社・東京動産火災保険として設立。1920年東神火災保険を設立し普通保険進出。1944年両社が合併し,大東京火災保険に改称。1949年に大東京火災海上保険に改称。早くから自動車保険の積極推進を展開,損害査定体制等を強化し,採算ベースに乗せることに成功。自動車保険の急成長とともに発展を遂げた。2001年千代田火災海上保険と合併しあいおい損害保険(後にあいおいニッセイ同和損害保険)となる。
→関連項目あいおい損害保険[株]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「大東京火災海上保険」の意味・わかりやすい解説

大東京火災海上保険
だいとうきょうかさいかいじょうほけん

2001年千代田火災海上保険と合併したかつての損害保険会社。1918年東京動産火災保険として創立,1944年に普通火災保険を業務とする姉妹会社,東神火災保険(1920設立)を吸収合併し大東京火災保険と改称,1949年大東京火災海上保険に社名変更した。自動車保険を中心に成長し,首都圏に営業地盤をもった。2001年千代田火災海上保険と合併し,あいおい損害保険となった。

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