千代田火災海上保険(読み)ちよだかさいかいじょうほけん

百科事典マイペディア 「千代田火災海上保険」の意味・わかりやすい解説

千代田火災海上保険[株]【ちよだかさいかいじょうほけん】

トヨタ自動車系の中堅損保だったが,2001年大東京火災海上保険と合併し,あいおい損害保険改称した。1913年千代田火災保険として創業。1945年大倉火災海上保険と合併し,大倉千代田火災海上保険として設立。1946年に千代田火災海上保険に改称。東海銀行系の社長会に加盟。1959年トヨタ自動車販売(現トヨタ自動車)と資本業務提携を締結。自動車保険に強い。1997年規制緩和に対応し,GOA付き自動車向けの低価格保険を開発。自動車保険に特化した営業戦略を積極的に展開した。
→関連項目あいおい損害保険[株]大東京火災海上保険[株]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「千代田火災海上保険」の意味・わかりやすい解説

千代田火災海上保険
ちよだかさいかいじょうほけん

2001年大東京火災海上保険と合併したかつての損害保険会社。1945年,1927年設立の大倉火災海上保険と 1913年設立の千代田火災保険を前身とする千代田火災海上保険が合併し,大倉千代田火災海上保険として設立,翌 1946年千代田火災海上保険に社名変更した。トヨタ自動車との結びつきが強く,自動車保険,自動車賠償責任保険の比重が高かった。2001年大東京火災海上保険と合併し,あいおい損害保険となった。

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