大森一樹(読み)オオモリカズキ

デジタル大辞泉 「大森一樹」の意味・読み・例文・類語

おおもり‐かずき〔おほもり‐〕【大森一樹】

[1952~2022]映画監督大阪の生まれ。都会的なセンスにあふれた青春映画支持を得る。代表作は、自ら医学生としての経験をいかした「ヒポクラテスたち」のほか、「すかんぴんウォーク」「恋する女たち」など。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「大森一樹」の解説

大森一樹 おおもり-かずき

1952- 昭和後期-平成時代の映画監督。
昭和27年3月3日生まれ。京都府立医大在学中にシナリオオレンジロード急行(エクスプレス)」で城戸賞受賞,昭和53年みずから監督。55年「ヒポクラテスたち」を監督,57年製作会社ディレクターズ・カンパニーに参加。「恋する女たち」が62年文化庁優秀映画賞,63年日本アカデミー賞優秀脚本賞・優秀監督賞。のち「ゴジラVSビオランテ」などを手がける。平成12年大阪電気通信大教授,17年大阪芸大教授。大阪出身。

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