デジタル大辞泉 「大森公式」の意味・読み・例文・類語 おおもり‐こうしき〔おほもり‐〕【大森公式】 初期微動の継続時間(S波とP波の到達時間差)をもとに震源までの距離を求める公式。明治32年(1899)に地震学者大森房吉が提唱した。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「大森公式」の意味・読み・例文・類語 おおもり‐こうしきおほもり‥【大森公式】 〘 名詞 〙 地震波P波とS波の到達時間の差である初期微動の継続時間(t秒)から、震央までの距離(dキロメートル)を求める式(d≒7.5×t)。大森房吉の名にちなむ。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
法則の辞典 「大森公式」の解説 大森公式【Omori's formula】 浅発地震の場合に,P波とS波の観測地点に到達する時間の差(初期微動時間)を t 秒としたとき,震央距離 ⊿ kmとの間には ⊿=7.42t という関係が成立する.わが国の地震学の開祖大森房吉の提案したものである. 出典 朝倉書店法則の辞典について 情報 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内の大森公式の言及 【震源】より …すなわち,震源距離=定数×(S―P時間)という式が成り立ち,比例定数は8km/s程度である。この式を大森公式という。この場合には,三つの地点でS―P時間を測定すれば,それぞれに対応する震源距離を半径とする三つの球面の交点として震源が定まる。… ※「大森公式」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by