大森清男(読み)オオモリ キヨオ

20世紀日本人名事典 「大森清男」の解説

大森 清男
オオモリ キヨオ

昭和期のミニチュア製作家,作家



生年
大正10(1921)年4月22日

没年
平成3(1991)年12月1日

出生地
岐阜県高山市

学歴〔年〕
高山西小高等科〔昭和9年〕卒

主な受賞名〔年〕
岐阜県芸術文化奨励賞〔昭和56年〕「飛驒の盗人神様」

経歴
少年時代から版画や模型作りに熱中し、趣味が本職となる。高山市日の出町に住み高山祭り屋台ミニチュアなどを製作するかたわら、飛驒を題材にした小説や詩の創作活動をした。岐阜県芸術文化奨励賞を受けた「飛驒の盗人神様」、「飛驒の火薬物語」、詩集ドカ雪降ったよ」などの著書がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

関連語 学歴

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「大森清男」の解説

大森清男 おおもり-きよお

1921-1991 昭和時代工芸家,作家。
大正10年4月22日生まれ。サトウハチロー童話,詩をまなぶ。昭和39年ごろから高山祭の屋台の模型づくりにはげみ,「鳳凰台」「神楽台」など6種類を10分の1の大きさで約100台製作した。平成3年12月1日死去。70歳。岐阜県出身。著作に「奥飛騨繁昌記」「飛騨の火薬物語」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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