大椎城(読み)おおいじょう

日本の城がわかる事典 「大椎城」の解説

おおいじょう【大椎城】

千葉県千葉市緑区に平安時代末期から戦国時代にかけてあった平山城(ひらやまじろ)。平安時代末期に上総介平忠常が築城し、その曾孫の千葉常兼が修復した千葉氏宗家(千葉介)の城。1126年(大治1)に亥鼻城(いのはなじょう)(同市中央区)に移るまで、千葉介が居城としていた。戦国時代には、大椎城は土気城を本城とする酒井氏支城として整備された。城跡には曲輪(くるわ)、土塁空堀切通しなどの遺構が比較的良好な状態で残っているが、それらは平安末期のものではなく、戦国時代の酒井氏の時代のものである。JR外房線土気駅から徒歩約20分。

出典 講談社日本の城がわかる事典について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む