日本歴史地名大系 「大橋新田」の解説 大橋新田おおはししんでん 三重県:四日市市南部地区大橋新田[現在地名]四日市市塩浜(しおはま)町鈴鹿川河口北側の海岸地帯につくられた新田。辰巳(たつみ)新田の東に位置する。支配関係は、開発時は長島藩領であったが、天保九年(一八三八)以後は幕府領で信楽(しがらき)(現滋賀県)代官所支配となる。享和三年(一八〇三)八月の辰巳前新開目論見明細帳・同年一〇月の辰巳新田外三ケ村地先開発場絵図(四日市市立図書館蔵山中文書)によれば、馳出(はせだし)村地先の海岸から辰巳新田の海岸地帯鈴鹿川北岸にかけて堤を築き、新田とする計画が立てられている。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by