大正長いも(読み)たいしょうながいも

事典 日本の地域ブランド・名産品 「大正長いも」の解説

大正長いも[根菜・土物類]
たいしょうながいも

北海道地方、北海道の地域ブランド。
北海道帯広市大正本町・大正町・愛国町・昭和町・幸福町・桜木町・以平町・泉町中島町並びに中川郡幕別町字古舞・栄・美川の区域内にて営農する帯広大正農業協同組合の組合員により生産された長いも。大正地区での長いも栽培が始まったのは1975(昭和50)年頃。当初は3戸での栽培であったが、現在では栽培農家は70戸をこえ、およそ200haを作付。長いもにはカリウムやビタミンB1、食物繊維が豊富に含まれている。近年は、国内への出荷はもちろんのこと1999(平成11)年より台湾、2003(平成15)年よりアメリカへ長いもの輸出も開始。2007(平成19)年6月、特許庁地域団体商標に登録された。商標登録番号は第5051632号。地域団体商標の権利者は、帯広大正農業協同組合。

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報

デジタル大辞泉プラス 「大正長いも」の解説

大正長いも

北海道帯広市大正本町を中心とする地域で生産されるナガイモ。1975年頃から同地区で盛んに栽培されている。地域団体商標。

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