20世紀日本人名事典 「大江スミ」の解説
大江 スミ
オオエ スミ
明治〜昭和期の女子教育家 東京家政学院創立者。
- 生年
- 明治8年9月7日(1875年)
- 没年
- 昭和23(1948)年1月6日
- 出生地
- 長崎県
- 学歴〔年〕
- 東洋英和女学校〔明治27年〕卒,東京女高師(現・お茶の水女子大学)〔明治34年〕卒
- 主な受賞名〔年〕
- 勲四等瑞宝章〔昭和13年〕,藍綬褒章〔昭和15年〕
- 経歴
- 明治27年母校東洋英和で教える。その後、東京女高師を出て沖縄師範学校女子部教諭となった。35年文部省命で家政学研究のため英国に留学、ロンドンの大学で学び39年帰国、東京女高師に勤めた。大正4年大江玄寿と結婚したが、10年に死別。14年女高師を辞め、かねての教育理念実践のため15年東京家政学院を創設した。著書に「三ぼう主義」「応用家事精義」「家事実習案内」などがある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」（2004年刊）20世紀日本人名事典について 情報