大河内輝声(読み)おおこうち てるな

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「大河内輝声」の解説

大河内輝声 おおこうち-てるな

1848-1882 幕末大名
嘉永(かえい)元年10月15日生まれ。大河内輝聴(てるとし)の子。万延元年上野(こうずけ)(群馬県)高崎藩主大河内(松平)家10代となる。洋式兵制をとりいれ,農兵をつのり強心隊を編成。慶応3年幕府の陸軍奉行並となるが,翌年新政府軍にしたがい小栗忠順(ただまさ)を追討。維新後,東京に英学校を設立した。明治15年8月15日死去。35歳。幼名は恭三郎。初名は輝照。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android