大沼温泉(読み)おおぬまおんせん

日本歴史地名大系 「大沼温泉」の解説

大沼温泉
おおぬまおんせん

町域北部の大沼・沼の湖畔に点在する温泉群の総称。現在は大沼湖畔北東側の東大沼温泉と、西岸の西大沼温泉に区別されている。当地一帯は古くから多くの温泉があることで知られていた。東大沼温泉は明治九年(一八七六)とめの湯が開設され、各所ボーリングが行われて昭和三七年(一九六二)には大沼観光ホテルが高温泉の開発に成功した。泉質は単純泉(中性低張性高温泉)、源泉は摂氏四三度。効能は神経痛・筋肉痛・胃腸病など。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android