大田晴軒(読み)おおた せいけん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「大田晴軒」の解説

大田晴軒 おおた-せいけん

1795-1873 江戸時代後期の儒者
寛政7年生まれ。大田錦城の3男。独学儒学をまなぶ。天保(てんぽう)のころ三河(愛知県)吉田藩主松平信順(のぶより)にむかえられ,藩校時習館でおしえた。明治6年10月15日死去。79歳。加賀(石川県)出身。名は敦。字(あざな)は叔復。通称は魯三郎,魯佐。著作に「三経小伝」「老子全解」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android