20世紀日本人名事典 「大石和三郎」の解説 大石 和三郎オオイシ ワサブロウ 明治〜昭和期の気象学者 生年明治7年3月(1874年) 没年昭和25(1950)年12月18日 出生地佐賀県 学歴〔年〕東京帝大理科大学物理学科〔明治29年〕卒 学位〔年〕理学博士 経歴明治32年中央気象台に入り、地磁気、空中電気の観測を担当。44年3月ドイツに留学、リンデンベル高層気象台で研究を続け、大正2年1月帰国した。高層気象観測所設立の気運高まる中、専らその開設準備に従事、9年8月高層気象台創設と同時に台長となった。以後、測風気球観測、タコ、係留気球などによって高層の観測を続けた。昭和18年3月退官。その後中央気象台参与、養成所講師を務めた。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「大石和三郎」の解説 大石和三郎 おおいし-わさぶろう 1874-1950 明治-昭和時代前期の気象学者。明治7年3月生まれ。32年中央気象台にはいり,地磁気,空中電気の観測を担当。44年ドイツのリンデンベル高層気象台に留学。帰国後,大正9年高層気象台が設立されると台長に就任した。昭和25年12月18日死去。76歳。佐賀県出身。帝国大学卒。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by