大石沢村
おおいしざわむら
[現在地名]小国町大石沢
叶水村の南東にあり、横川支流大石沢川の流域に主集落の大石沢のほか胡桃平・高野・赤沢・豆納などの集落が点在。越後街道の脇道が南東の上屋地村(現飯豊町)から九才峠越で当村に入り、叶水村に抜ける。近世初期の邑鑑に村名がみえ、高一八〇石余、免四ツ三分、家数三五(うち役家四、肝煎・小走二)・人数一四一、役木として桑をあげる。蒲生氏高目録帳には胡桃平がみえ、「栃本角」とともに高付され、高五六石余、村柄は下。寛永八年分限帳によると当村に給地のある家臣三。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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