朝日日本歴史人物事典 「大石真虎」の解説
大石真虎
生年:寛政4(1792)
江戸後期の復古大和絵派の画家。尾張国名古屋の人。幼名小泉門吉,長じて大石小門太といい,のち衛門七,寿太郎,順平と称した。号は鞆舎。絵をはじめ張月樵に学び,樵谷と号したが,のち田中訥言の門人で尾張の復古大和絵派の画家渡辺清について学んだ。時代考証をつくした歴史画に新境地を開いた。また「百人一首一夕話」(尾崎雅嘉著,天保4年版)などの書物の挿絵も描いている。名古屋大須の真福寺に葬られた。<参考文献>大村西崖編『東洋美術大観』5巻
(榊原悟)
出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報