大立回(読み)おおたちまわり

精選版 日本国語大辞典 「大立回」の意味・読み・例文・類語

おお‐たちまわりおほたちまはり【大立回】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「おおだちまわり」とも ) 歌舞伎などの芝居で、大勢が激しく戦う演技。また、殺陣(たて)の大掛かりなもの。おおだて。転じて、一般に派手にけんかをすること。取っ組み合ったりして大げさに暴れること。
    1. [初出の実例]「屋根の上下にて好みの通り存分大立廻(オホダチマハ)りあって」(出典:歌舞伎・夢結蝶鳥追(雪駄直)(1856)三幕返し)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android