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大統領行政特権 だいとうりょうぎょうせいとっけんExecutive Privilege

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

大統領行政特権
だいとうりょうぎょうせいとっけん
Executive Privilege

アメリカの大統領が三権分立制のもとで有する特権。合衆国憲法には明文の規定はなく,あくまでも慣行上の特権にすぎないが,大統領は議会や裁判所に対し証言を拒否する職務上の免責特権を有しており,かつそれを補佐官など大統領の属僚にまで拡大できるとされていた。 R.ニクソン大統領はこの特権に基づいてウォーターゲート事件のもみ消し工作に関する証拠提出を拒否しようとしたが,最高裁判所は証拠の提出を命じる判決を下し,行政特権に限界があることを明確に示した。

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