大臣の大饗(読み)ダイジンノタイキョウ

デジタル大辞泉 「大臣の大饗」の意味・読み・例文・類語

だいじん‐の‐たいきょう〔‐タイキヤウ〕【大臣の大×饗】

平安時代、毎年正月、または新たに大臣に任じられたとき、大臣が親王公卿殿上人などを招いて催した大規模な宴会大臣家大饗

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精選版 日本国語大辞典 「大臣の大饗」の意味・読み・例文・類語

だいじん【大臣】 の 大饗(たいきょう)

  1. 大饗の一つ。中古、毎年正月または新たに大臣に任じられた時、披露のためにその大臣が他の大臣以下殿上人などを招いて催す大規模な宴会。大臣家の大饗。
    1. [初出の実例]「今昔、小野宮の大臣の大饗行ひ給けるに」(出典:今昔物語集(1120頃か)二四)

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