日本歴史地名大系 「大芝原新田」の解説 大芝原新田おおしばはらしんでん 京都府:船井郡八木町大芝原新田[現在地名]八木町字西田(にしだ)東南に流れる大堰(おおい)川の東岸に位置し、北は西田村と観音寺(かんのんじ)村、南と東は桑田郡の大芝原新田(現亀岡市)。村名は現在西田の小字名に大芝原として残り、西田新田と俗称される。天保郷帳には桑田郡にも同名の村が記され、郡境によって二分された形となっているが、その事情は不明。あるいはこの村が旧河道であったためとも考えられる。 大芝原新田おおしばはらしんでん 京都府:亀岡市大芝原新田[現在地名]亀岡市馬路(うまじ)町 大芝原馬路村の西北、大堰(おおい)川の東岸に位置し、北は船井郡大芝原新田(現八木町)。かつては大堰川の洪水で荒地となっていた芝原であったが、のち開墾された。村名は元禄一三年(一七〇〇)丹波国郷帳には記されず、天保郷帳に「大芝原新田」高一二・〇五七石とみえる。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by