大言(読み)タイゲン

デジタル大辞泉 「大言」の意味・読み・例文・類語

たい‐げん【大言】

[名](スル)《「だいげん」とも》
物事を誇張していうこと。えらぶって大きいことを言うこと。また、その言葉高言。「大言を吐く」
りっぱな言葉。堂々とした言葉。

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精選版 日本国語大辞典 「大言」の意味・読み・例文・類語

たい‐げん【大言】

  1. 〘 名詞 〙
  2. すぐれたことば。堂々としたことば。〔荘子斉物論
  3. ( ━する ) 小さなことを誇張していうこと。えらぶっておおげさにいうこと。また、そのことば。高言。
    1. [初出の実例]「小人はをうていな事を云ぞ。大言を発して人を和するぞ」(出典:両足院本山谷抄(1500頃)一四)
    2. 「『撰挙費は一文でも郎君には出させませんぢゃ』と大言した」(出典:思出の記(1900‐01)〈徳富蘆花〉八)
    3. [その他の文献]〔史記‐高祖本紀〕

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普及版 字通 「大言」の読み・字形・画数・意味

【大言】たいげん

よいことば。また、大ぼら。〔史記、高祖紀〕何曰く、劉李固(もと)より大言多く、事少なしと。高因りて客を狎し、に上坐に坐す。

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