大谷風喬(読み)おおたに ふうきょう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「大谷風喬」の解説

大谷風喬 おおたに-ふうきょう

1668-1717 江戸時代前期-中期俳人,僧。
寛文8年7月1日生まれ。大谷琢如の子。真宗大谷派。天和(てんな)元年河内(かわち)(大阪府)の大信寺にはいり,のち伊勢(いせ)(三重県)の本統寺住職を兼務した。俳諧(はいかい)は北村季吟(きぎん)の影響をうけた。作品は「本願寺歴代法主句纂」などにみられる。享保(きょうほう)2年3月24日死去。50歳。幼名は三丸。法名は常智。別号に成思。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android