大迫貞清(読み)オオサコ サダキヨ

新訂 政治家人名事典 明治~昭和 「大迫貞清」の解説

大迫 貞清
オオサコ サダキヨ


肩書
元老院議官,鹿児島県令

生年月日
文政8年5月7日(1825年)

出生地
薩摩国鹿児島城下平之町(鹿児島県)

経歴
薩摩藩士山之内立幹の四男に生まれ、大迫貞邦の養子となる。万延元年以降京都守衛に当たり、明治元年鳥羽伏見の戦いでは二番遊撃隊隊長、のち東山道先鋒総督本営付として従軍。2年薩摩の藩政改革では参政、3年権大参事を務めた。5年陸軍少佐、ついで中佐に進むが、7年文官に転じ、静岡県令をふりだしに16年警視総監、さらに元老院議官、沖縄県令を歴任し、勲功により子爵となる。23年勅選議員。鹿児島県令を最後に27年隠退した。

没年月日
明治29年4月27日

出典 日外アソシエーツ「新訂 政治家人名事典 明治~昭和」(2003年刊)新訂 政治家人名事典 明治~昭和について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「大迫貞清」の解説

大迫貞清 おおさこ-さだきよ

1825-1896 明治時代官僚
文政8年5月7日生まれ。もと薩摩(さつま)鹿児島藩士。維新後,鹿児島藩権(ごんの)大参事,静岡県令などをへて,明治16年警視総監となる。のち元老院議官,沖縄県令,鹿児島県知事を歴任。貴族院議員。明治29年4月27日死去。72歳。本姓は山之内。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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