大道久之(読み)オオミチ ヒサユキ

20世紀日本人名事典 「大道久之」の解説

大道 久之
オオミチ ヒサユキ

明治〜昭和期の神官



生年
文久3年(1863年)

没年
昭和4(1929)年4月17日

出生地
京都府

旧姓(旧名)
堀川

経歴
徳大寺家諸大夫・堀川久民の二男に生まれる。幼少より雅楽を修め、13歳で宮内省式部寮怜員(楽人)となり、15歳で石清水勅祭御神楽の儀に人長を務め、ついで四天王寺舞楽再興に関わる。17歳で大阪天満宮の社家・大道家の婿養子となり、以後50年に渡って同神社に奉仕し、大阪神職会の元老であった。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「大道久之」の解説

大道久之 おおみち-ひさゆき

1863-1929 明治-昭和時代前期の神職。
文久3年生まれ。幼少より雅楽をおさめ,13歳で宮内省式部寮伶員(楽人)となり,四天王寺の舞楽の再興にかかわる。17歳で大阪の天満宮の社家大道家の婿養子となり,以後50年にわたって同神社に奉仕した。昭和4年4月17日死去。67歳。京都出身。旧姓は堀川。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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