大野平遺跡(読み)おおのだいらいせき

日本歴史地名大系 「大野平遺跡」の解説

大野平遺跡
おおのだいらいせき

[現在地名]南陽市漆山 須刈田

別称は須刈田すがりだ遺跡。周囲を馬蹄形状に山丘に取囲まれた小盆地状の地形に立地する、縄文時代早期中葉から中期末葉にわたって営まれた集落遺跡。標高四五九メートル。昭和三五年(一九六〇)の調査で、粗い条痕と太い沈線を施した尖底土器をもつ田戸下層式期と大木6式期の住居跡各一棟を検出した。昭和五九年に再調査され、石囲炉をもつ前期初頭の住居跡、早期末の住居跡各一棟が検出された。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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