日本歴史地名大系 「大鈴神社」の解説 大鈴神社おおすずじんじや 茨城県:久慈郡大子町矢田村大鈴神社[現在地名]大子町矢田森に囲まれて鎮座し、祭神は猿田彦命。旧村社。社伝は、慶雲四年(七〇七)文武天皇から下野宮の近津(しものみやのちかつ)神社に金鈴一口を賜り遠鳥居にかけて置いたが、盗難紛失を恐れて別に社殿を設けて納めたのが創建という。安永七年(一七七八)に正遷宮を行い、御供に榊持下谷田村願主渡辺多治衛門悴市太郎、ほかに大子の万宝院、川山(かわやま)の天竜院、田野草(たのくさ)の蓮光院などが随従したとあり、九斗余の除地があった。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by