大関久五郎(読み)オオゼキ キュウゴロウ

20世紀日本人名事典 「大関久五郎」の解説

大関 久五郎
オオゼキ キュウゴロウ

明治・大正期の地理学者



生年
明治8年(1875年)

没年
大正7(1918)年11月10日

出生地
青森県八戸

学歴〔年〕
高等師範卒

経歴
母校・高等師範学校(のちの東京高等師範学校)の教授となる。大正元年英国・ドイツ・米国に留学。4年帰国後復職し、のち文部省視学委員を務める。専門は地理学で、氷河日本アルプス地形などを研究した。著書に「日本地理」「中等地図」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「大関久五郎」の解説

大関久五郎 おおぜき-きゅうごろう

1875-1918 明治-大正時代の地理学者。
明治8年生まれ。母校高等師範(のち東京高師)の教授となる。大正元年ドイツに留学。のち文部省視学委員。日本アルプスの地形などを研究した。大正7年11月10日死去。44歳。青森県出身。著作に「日本地理」「中等地図」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android