20世紀日本人名事典 「大関早苗」の解説
大関 早苗
オオゼキ サナエ
昭和期の美容家
- 生年
- 大正14(1925)年6月28日
- 没年
- 平成1(1989)年3月22日
- 出生地
- 茨城県水戸市備前町
- 本名
- 島尾 早苗
- 学歴〔年〕
- 水戸高女〔昭和17年〕卒
- 経歴
- 20歳で軍人と結婚。2児をもうけたが、4年後に夫と死別。その後、総合美容を目指して米国とフランスに留学。帰国後、昭和32年東京・市ケ谷に大関早苗美容室をつくり、34年東京チャームスクールを開校、個性美を引き出す化粧・髪型・動作から一般教養まで総合的に指導するカリキュラムを組んだ。37年海藻の美容効果に着目、エステティックブームの先がけとなる。38年には西銀座に大関早苗美容室を開業した。47年再婚。49年から6年間ロンドンに滞在。著書に「アニー物語・ロンドンの寺子屋から」「大関早苗のうつぶせ寝育児法」「あなたはどうすれば目立つか」「ママの床屋さん」など。
出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報