ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「大雪警報」の意味・わかりやすい解説 大雪警報おおゆきけいほう 多量の降雪や積雪によって見通しの悪化や道路や鉄道など交通に重大な支障が発生したり,建物など構造物の破壊など重大な災害が起こるおそれがあると予想される場合に発表される警報。地域ごとにあらかじめ設定された 24時間降雪量が,発表の基準値となる。北海道や東北地方の日本海側,北陸地方など大雪が降ることが多い地方では発表される基準値が高く,たとえば 24時間降雪量が,新潟県の山沿いでは 100cm,東京都区部では 20cmである。沖縄県と鹿児島県の奄美地方,東京都の伊豆諸島南部や小笠原諸島では大雪の降ることがない,あるいは非常に少ないため,基準自体がない。(→大雪注意報,気象警報) 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by
知恵蔵mini 「大雪警報」の解説 大雪警報 大雪により重大な災害が発生する恐れがある場合に、気象庁が警戒を呼びかけるために行う予報。降雪量が基準に達すると予想される地域に対して発表される。基準は地域によって異なり、平地や山沿いで12~24時間に予想される降雪量が定められている。例えば、東京23区では24時間の降雪量が20センチに達する場合、大雪警報が発表される。 (2014-2-12) 出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報 Sponserd by