日本歴史地名大系 「大頭古墳群」の解説 大頭古墳群おおとこふんぐん 愛媛県：周桑郡小松町大頭村大頭古墳群[現在地名]小松町大頭中山（なかやま）川の右岸の段丘が平坦化した標高二五―三〇メートルの突端に位し、字鉾（ほこ）ノ木（き）にある東塚・西塚・南塚・北塚・中塚・角（つの）塚・釜（かま）ヶ塚（づか）などに対し、字長塚（ながつか）には水小屋（みずごや）塚と高（たか）塚とが共有地にあり、高塚は長塚ともいわれ、当地方第一の古墳とされた。現在この長塚古墳は田の中にあり、封土を失って石室が露出、西南を正面とし、外槨長約一〇メートル、高さ約二・五メートル、羨道入口幅一・三メートル、奥壁の広がり約三・五―四メートル、奥壁高さ幅とも一・六メートル。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by
