天の逆鉾(読み)アマノサカホコ

精選版 日本国語大辞典 「天の逆鉾」の意味・読み・例文・類語

あまの【天の】 逆鉾(さかほこ)

  1. 神代鉾(ほこ)である「あまの(天)瓊矛(ぬほこ)」の後世の呼び名。
    1. [初出の実例]「其の土を天之逆桙に塗りて、神舟の艫舳に建て」(出典:播磨風土記逸文(釈日本紀所載)(1274‐1301))
  2. 男性性器の異称。また、張形(はりかた)の異称。
    1. [初出の実例]「マア、女夫といふものは、伊弉諾(いざなぎ)、伊弉冉(いざなみ)の尊、あまのさかほこにて御所(みと)の交合(まくばい)なされしより」(出典歌舞伎幼稚子敵討(1753)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む